2023/2/15 虹色スコープ@ブライトチャイルド

工作の説明中の様子

こんにちは!東工大ScienceTechno 1年のもとなりです。

2月15日(水)にブライトチャイルドにて、「虹色スコープ」の工作教室を開催しました。

「虹色スコープ」は、白い光をいろいろな色の光に分ける、分光シートの性質を利用した工作で、虹色の模様を見ることができます。

まず、光の三原色である、赤・青・緑のライトを使った実験を行いました。三原色の光同士が重なると何色になるのかを子どもたちに予想してもらい、実際にライトを机に当てて色を確認しました。

赤と青の光が重なるとピンク、赤と緑の光が重なると黄色、青と緑の光が重なると水色、そして赤と青と緑が重なると白色になることを学びました。

光の色の変化を観察している子ども

次に、白い光を分光シートに通して覗く実験をしました。先ほどの実験とは逆に、分光シートは白い光をさまざまな色の光に分ける性質があります。そのため、部屋の光を虹色に分けることができました。

また、DVDの情報データを記録している裏側の面がが虹色に見えることや、雨粒によって太陽光が分けられることで、虹ができる仕組みについても学びました。

分光シートを覗く子どもたち

最後に、「虹色スコープ」の工作に取り掛かりました。難しい作業もありましたが、全員が「虹色スコープ」を完成させることができました!

工作を作る子ども

「虹色スコープ」は白い光を当てて覗いてみると、先端のフィルムに印刷された丸や星などの模様が、分光シートの効果で虹色に見える工作です。完成した「虹色スコープ」を覗いて、楽しんでいる子どもたちの姿が印象的でした。

工作を楽しむ子どもの様子

イベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲でのイベントの実施を予定しています。

皆様のご参加をお待ちしています!