こんにちは!東工大ScienceTechno2年のかとうです。
1月21日(土)に中目黒小学校にて、「からくりメリーゴーランド」の工作教室を開催しました。「からくりメリーゴーランド」は、カム機構を利用した工作です。今回の工作教室では、 カム機構について 、実際に身の回りの道具を使いながら勉強しました。
「カム機構」とは、まっすぐな動きを、回転する動きに変えることができる機構です。このような“ある動きを別の動きに変える”、という「からくり」が実際に使われている物を探すことから、工作教室は始まりました。
カム機構は、実はボールペンやシャープペンシルにも使われています。今回はボールペンやシャープペンシルを使って、カム機構の仕組みを体験しました。ボールペンの芯を出し入れしたり、シャープペンシルの芯をとがらせ続けたりするために、カム機構は使われています。
子どもたちは、普段の生活で使っている道具をよく観察することで、その仕組みを楽しみながら知ることができました。
その後、時計の内側を見てみることで、「からくりメリーゴーランド」にも使われている、歯車の特徴を勉強しました。
カム機構の仕組みや便利さがわかったところで、「からくりメリーゴーランド」の工作を行いました。丁寧にはさみで切ったり、テープで貼ったりする必要がある工作でしたが、皆さん集中して工作をしてくれました。
また、上の回る部分にそれぞれの好きな色をぬり、オリジナルの「からくりメリーゴーランド」を作りました。
完成した「からくりメリーゴーランド」で、皆さん楽しそうに遊んでくれました。
イベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲でのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしています!