最近、天気のわるい日がつづいているけれど、みんなは、どのようにして雨がふるのか、考えたことがあるかな?
雨が雲からおちてくることを知っている人も多いだろう。
雲は水や氷の粒があつまってできているんだ。
太陽などによってあたためられた海や川の水は、あつい飲み物から湯気が出ていくように、蒸発して空に上っていく。
空の上の方は、空気がうすくて温度がひくいから、蒸発した水は冷やされて、水滴や氷の粒になってしまう。これが、雲ができるしくみだ。
そして、水がたくさんあつまって重たくなると、浮かびつづけることができなくなってしまい、下に落ちて、雨になるのだ。
じつは、おうちでも簡単に雲をつくることができる。
炭酸飲料用の空のペットボトルに、小さじ一杯のお湯か消毒用アルコールをくわえる。
その後、スーパーでも売っている炭酸キーパーを使って、ペットボトルにふたをして、空気をいっぱい入れる。
ふたを開けると、あら不思議、ペットボトルの中に白い雲が発生するぞ。
どうしてこんな現象が起こるのかは、それぞれ自分で考えてほしい。
くわしいやり方はインターネットなどで調べられるから、ぜひやってみてくれ。
~まとめ~
太陽の光で水があたたまって水蒸気になる。
空を上がっていくと、冷やされて雲ができる。
水があつまって、つぶが大きくなると、重たくなって、地面におちる。