こんにちは!東工大ScienceTechno 1年のかりんです。
5月27日(土)に洗足区民センターにて、「虹色スコープ」の工作教室を開催しました。「虹色スコープ」は、分光シートという、たくさんの色が混ざった光を別々の光に分けるシートを使い、虹が七色に見える仕組みや、光の三原色について学べる工作です。
今回は、前半に白色光は様々な色の光が混ざってできている、ということを紹介し、後半にてその混ざった光を分けてみる実験と、その仕組みを利用した工作を行いました。始めに、赤・青・緑の三色のライトを使い、それぞれの色が混ざるとどのような色になるかを確認しました。絵の具の色を混ぜた時とは、違った色になることや、三色全部を混ぜると白色になることなどを学びました。
次に、分光シートを通して蛍光灯や懐中電灯の光を覗き、白色光が分光シートによって七色の光に分けられることを確認しました。同じように、光の性質によってDVDの裏や虹が七色に見える仕組みも学びました。
白色光と分光シートの関係や、虹が七色に見える仕組みを確認してから、いよいよ工作を開始しました!
「虹色スコープ」には、間違えやすい工程がいくつかありますが、無事に皆が「虹色スコープ」を完成させることができました!
「虹色スコープ」を通して蛍光灯などを覗くと、本体先端のシートに印刷された模様が分光シートによって七色に分けられ、虹色の模様が見えます。
工作が完成した子どもたちは、出来た「虹色スコープ」を覗いて楽しんでいました。
最後に、赤・青・緑の単色光を覗き、光の三原色の色の光は、これ以上分けられないことを確認しました。
今回のイベントに参加していただいた皆様、ありがとうございました!
私たち東工大ScienceTechnoでは、今回の「虹色スコープ」以外にも、様々な科学について楽しく学べる工作やショーなどを行っています!
皆様のお越しをお待ちしております!