2024/8/24,25 アクセルごま・ウインドカー@洲本市文化体育館

講師の質問に手を挙げて答える子どもたち

こんにちは!ScienceTechno 3年のかんじです。

8月24日(土)、25日(日)の2日間に渡り、兵庫県淡路島の洲本市文化体育館にて“科学のふしぎ三島教室”(主催:三島博士顕彰会)が開催されました。
東工大の元学長である三島良直氏の祖父・三島徳七博士と、父・三島良績博士の功績を称えて開催されているイベントで、今年で7回目になります。
今年は、1日目に「アクセルごま」、2日目に「ウインドカー」の工作教室を行いました。

1日目の「アクセルごま」は、磁石の力によって回り続けるこまの工作です。

まず、穴のあいた磁石と竹串を使って簡単なこまを作り、回してみました。しかし、しばらくすると、動きが不安定になって倒れてしまいます。そこで、こまに力を加え続けたら安定して回り続けるのではないか、と考えました。

簡単なこまを回している様子

 

この工作では、磁石を使ってこまに力を加えます。磁石の基本的な性質と、電気を使ってオン/オフできる電磁石について、実験を通して学びました。

磁石のN極とS極を探す子ども

 

電磁石の実験の様子

 

実験の後は、学んだことを応用して工作を行いました。きれいにコイルを巻いたり、壊れやすい部品を扱う必要があったりと、難しい工作でしたが、無事に全員が「アクセルごま」を完成させることができました。

コイルを巻く子ども

 

完成した「アクセルごま」

 

2日目の「ウインドカー」は、風に逆らって進む車の工作です。

1日目の「アクセルごま」と同様、まずは実験を通して仕組みについて考えるところから始めました。試しに、板を取りつけただけの台車をうちわで扇いでみると、台車は風に押されて後ろに下がってしまいます。向かい風に逆らって進むためには、より複雑なものを使って、風の力を進む力に変えることが必要だと分かりました。

板を取り付けた台車を扇いでいる様子

 

力を伝えるための道具として、風車や歯車、プーリーなどがあります。実際に触って動かしながら、どのように力が伝わっているかを観察しました。

風車を回している子ども

 

プーリーの演示実験

 

後半では、前半で学んだことを意識しながら工作を行いました。工作が完成した後は、それぞれの「ウインドカー」を使ってタイムを競うレースを行い、会場は大盛り上がりでした。

「ウインドカー」の工作をする様子

 

完成した「ウインドカー」を使ったレース

 

参加してくださった皆様、ありがとうございました!
ScienceTechnoは、今後も様々なイベントを実施する予定です。
皆様のご参加をお待ちしています!