こんにちは!東工大ScienceTechno1年のひろしです。
8月20日(火)に目黒区緑が丘文化会館にて、「偏光万華鏡」の工作教室を午前・午後の2回開催しました。
「偏光万華鏡」は、2枚の偏光フィルムでOPPテープを挟むと、テープの厚さによって見える色が変化することを利用した万華鏡です。
工作を作る前に、光の性質を知るために二つの実験を行いました。
まずは、教室の蛍光灯を分光シートに通して覗くと光が虹色見えることから、白い光は様々な色の光が混ざったものであることを学びました。
次に、光の三原色である赤・青・緑の光をそれぞれ重ね合わせて、様々な色を作る実験をしてもらいました。
さらに、偏光フィルムとOPPテープの性質を知るために、もう二つ実験を行いました。
まずは偏光フィルムを二枚重ねて片方を回転させると、重なった部分が明るくなったり暗くなったりすることを学びました。
次に、厚さの違うOPPテープを二枚の偏光フィルムで挟むことで、違う色に見えることを学びました。
以上の実験から、光の性質や偏光フィルム、OPPテープについて学んだところで、実際に「偏光万華鏡」の作成に取り掛かりました。
この工作では表裏を間違えやすい工程もありましたが、子どもたちは上手に工作を完成させていました。完成した「偏光万華鏡」を覗いて、様々な色に変化する様子に驚いているようでした。
工作が完成したら、残り時間で折り紙やマスキングテープ、シールなどを使って「偏光万華鏡」の装飾を行いました。各々が思い思いに素敵な「偏光万華鏡」を作成していました!
イベントに参加してくださった皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoは、今後も様々なイベントを実施する予定です。
皆様のご参加をお待ちしています!