2024/8/10 虹色スコープ@墨田区立八広図書館

赤色と緑色、青色を重ねて光の三原色を観察する様子

こんにちは!東工大ScienceTechno1年のたいちです。

8月10日(土)に墨田区立八広図書館にて、「虹色スコープ」の工作教室を開催しました。

「虹色スコープ」は光を様々な色に分ける分光シートを利用して、虹色の模様を観察する工作です。

工作をする前に、光の性質を知るための2つの実験を行いました。

まず、「光の三原色」と言われる赤色・青色・緑色の光をそれぞれ重ね合わせて、様々な色を作る実験をしました。

3色のライトを重ねて、「光の三原色」を体験する子どもたち

その次に、マゼンタと白色の光を分光シートを通して見る実験をしました。この実験からは、分光シートによって様々な波長をもつ光に分けられることと、白色光が可視光を連続的に持つ光源であることを学びました。

白い光が虹色に分かれることを講師が説明する様子

以上の実験から光の性質を学んだところで、実際に「虹色スコープ」の制作に取りかかりました。

この工作では、細かな注意点がたくさんありましたが、みんな無事にそれぞれの「虹色スコープ」を完成させることができました。

完成した「虹色スコープ」

工作後に子どもたちは完成した「虹色スコープ」を筒やシートを回しながら覗き込んで、浮かび上がった虹色の模様を楽しんでいました。

最後におまけとして、「色の三原色」についても学びました。

子どもたちには、サイテクのオリジナルキャラである「リノ君」の絵を、ピンク色・黄色・水色の三色のシートを使って作ってもらいました。

サイテクのオリジナルキャラのリノ君の3色シート

たった三色でこのような絵が完成することに、子どもたちはとても驚いた様子でした。

3枚の色付シートを重ねて、リノ君が完成した写真

イベントに参加してくださった皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoは、今後も様々なイベントを実施する予定です。
皆様のご参加をお待ちしています!