2024/6/22 カメラオブスキュラ・アクセルごま@梅田地域学習センター

講師の問いかけに手を挙げる子どもたち

こんにちは!東工大ScienceTechno2年のよっしーです。

6月22日(土)に梅田地域学習センターで、「カメラオブスキュラ」と「アクセルごま」の工作教室を行いました。

午前のイベントでは「カメラオブスキュラ」を作りました。
「カメラオブスキュラ」は、昔のカメラを作る工作です。

工作をする前にカメラの原点である「ピンホールカメラ」を覗きました。すると、中のスクリーンには、うっすらと逆さの像が投影されていました。しかし、これでは暗すぎて、カメラとして機能させるには難しそうでした。

ピンホールカメラを覗く子どもたち

そこで、凸レンズには光を集める機能があることを学びました。凸レンズを使えば明るい像を映し出すことができそうです!

カメラの仕組みが分かったところで工作を開始しました。

はさみで曲線に沿って厚紙を切るという、少し難しい工程もありましたが、皆さん丁寧に作ってくれました。

完成した「カメラオブスキュラ」を覗いてみると、先ほどの「ピンホールカメラ」とは違って、とても明るく像が写りました。また、教室前のスクリーンを覗いて、楽しく遊ぶ子どもたちの様子も見ることができました。

完成した「カメラオブスキュラ」を覗く子ども

午後のイベントでは「アクセルごま」を作りました。
「アクセルごま」は、磁石の力によって回り続けるこまの工作です。

まず、穴のあいた磁石と串で簡単なこまを作り、回しました。しかし、こまは数十秒もすれば止まってしまいます。そこで、こまが止まらず回り続けるにはどうすればいいかを一緒に考えました。

こまが回る様子を観察する子ども

次に、工作をする前に使う材料を確認しました。目の前にあるトレーの中には、普段見慣れないものが入っていました。それはコイルとリードスイッチです!

コイルは、電流を流すと磁石になる性質をもっているものです。そして、リードスイッチは、近くに置いた磁石の向きによって、電流のオンオフを切り替える性質があるスイッチです。実際に、磁石近づけたり回したりしながら、この性質を確認しました。

回路が成立して豆電球が光る様子

材料の確認が終わったところで工作に移りました。

回路をつなげるための細かい工程や注意点が多かったものの、子どもたちは説明をよく聞いて、丁寧に「アクセルごま」を作成してくれました。

完成した後には、コイルの横でこまを回して、回り続けるこまを楽しんでくれました。

完成した「アクセルごま」

イベントに参加してくださった皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoは、今後も様々なイベントを実施する予定です。
皆様のご参加をお待ちしています!