2024/12/14 偏光万華鏡@清水窪小学校

工作教室での子どもとスタッフの様子

こんにちは!ScienceTechno2年のゆいちろです。

12月14日(土)に清水窪小学校にて、「偏光万華鏡」の工作教室を開催しました。

「偏光万華鏡」は、「偏光板」という、重ねる向きによって透明になったり暗くなったりするシートを使って作る万華鏡です。普通の万華鏡は、ビーズやスパンコールなどを使ってきれいな模様を作りますが、偏光板を使うことで、ビーズやスパンコールなどを全く使わずにきれいな模様を作ることができます。

はじめに、鏡を使った実験で万華鏡の仕組みを学びました。1枚の鏡にものを映すと、鏡の向こうには同じものがもう1つ見えます。何枚かの鏡を向きを変えて組み合わせることで、映って見えるものの数をさらに増やすことができました。

鏡の実験の後は、万華鏡を分解しました。万華鏡の中には向かい合わせに3枚の鏡が入っています。この鏡がビーズやスパンコールを映して、万華鏡の模様を作っていることを確認しました。

2枚の鏡を使った実験

3枚の鏡を使った実験


次は、偏光板を使った実験をしました。偏光板を2枚重ねて片方をくるくる回すと、明るくなったり暗くなったりするということを体験してもらいました。

偏光板を重ねて片方を回す実験


また、OPPテープを2枚の偏光板ではさむと、色がついて見えることを体験してもらいました。テープを重ねる枚数によって、色が変わります。これがきれいな模様になる秘密です。

偏光板の特徴を理解してもらったところで工作を行いました。
みなさん、この偏光板の面白い性質を使って、オリジナルのきれいな万華鏡を作っていました。

作った偏光万華鏡で遊ぶ様子

 偏光万華鏡の中の景色


イベントに参加してくださった皆様、ありがとうございました!
ScienceTechnoは、今後も様々なイベントを実施する予定です。
皆様のご参加をお待ちしています。