こんにちは!ScienceTechno 2年のよっしーです。
11月9日(土)に洗足区民センターで、「ラチェットごま」の工作教室を開催しました。
「ラチェットごま」はラチェット機構を利用した工作です。
まず、ラチェット機構の仕組みを学びました。
「ラチェット機構」とは一方向の回転のみを伝え、反対の回転は伝えない機構です。この機構は、自転車のペダルやレンチなど身近なものに使われています。
次に、自転車のペダル、チェーン、タイヤの関係を表した模型をさわってもらいました。自転車のタイヤが一方向にしか進まない仕組みを体感してもらいました。

また、子どもたちにラチェット機構の便利さを体感してもらうために、「ラチェットレンチ」と普通のレンチを使い比べてもらいました。
普通のレンチだと、ネジをしめるためには、レンチを時計回りに回し続ける必要があります。しかし、ラチェットレンチだと、レンチを反時計回りに回してもネジが緩まないので、簡単にネジをしめることができます。
ラチェット機構の仕組みがわかったところで、工作の開始です。
型紙を切り、歯車やツメを組み合わせ、「ラチェットごま」を作成します。
この工作は、両面テープで貼り合わせる箇所や歯車の向きに注意する必要がありますが、子どもたちは丁寧に作ってくれました。

工作が完成したら、竹串を回転させサイが一方向だけに回る様子を見ることができます。
子どもたちはこまに装飾をほどこして、自分だけの「ラチェットごま」を作りました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
ScienceTechnoは、今後も様々なイベントを実施する予定です。
皆様のご参加をお待ちしています!