こんにちは!東工大ScienceTechno1年のよっしーです。
9月10日(日)に師岡町会館にて、「コップフォン」と「くるくるイカ」の工作教室を開催しました。
「コップフォン」は、プラスチックコップとコイルを用いてスピーカーを作る工作です。最初にいくつかの実験を行いました。
まず、鳴らした音叉を水に入れると、水面が揺れるという実験を行いました。水面が揺れるところを観察して、音の正体は「振動」であることを学びました。
次に、スピーカーを分解し、中にコイルや磁石などが入っていることを確認しました。また、コイルに電流を流すことで磁石の役割をすることを実験から学びました。
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続いて工作の時間です。エナメル線を巻いてコイルを作ったり、プラグにエナメル線の先を巻きつけたりと、細かい作業が多かったのですが、全員無事に完成させることができました。

工作が完成した後は、作った「コップフォン」を音源につないで音を聞きました。子どもたちは、コップから音が出ていることににびっくりしていました。
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「くるくるイカ」は、中心から重りまでの長さと重りの回転する速さの関係を利用した工作です。
はじめに、先端に重りを付けたひもを回す実験を通して、ひもが短くなるにつれて回転が速くなるということを体感しました。これは、回っているものは中心に近いほど速く回るという「角運動量保存則」によって成り立ちます。この現象は、フィギュアスケートのスピンで見ることができます。

工作の時間では、型紙を切り出したパーツ同士を重ね合わせ、重りやひもを付けることで、回転するイカを作りました。イカの足の開き方によって回る速度が変わることを体験しました。
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参加していただいた皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoは、今後も様々なイベントを実施する予定です。
10月28日・29日には、東工大大岡山キャンパスにてサイエンスラボを開催する予定です。
詳しくは下のリンクからご覧ください!
https://www.t-scitech.net/koudaisai/
皆様のご参加お待ちしております!