2023/8/30 ちからクラゲ@ブライトチャイルド

講師の説明に手を挙げて答える子どもたち

こんにちは!東工大ScienceTechno1年のだもです。

8月30日にブライトチャイルドにて、「ちからクラゲ」の工作教室を開催しました。

「ちからクラゲ」は、糸を巻きつけた2つの軸の太さのを違い利用して、下に伸びている糸を引っ張ることで、クラゲ自体は上に昇っていくという少し不思議な工作です。

始めに、太さと強さの関係を自身で体験してもらうために、皆さんに実験をしてもらいました。三角コーンの太い方と細い方を2人で向かい合って持ち、お互い時計回りに回したら、どちらの方向に回るか確かめる実験です。ここで、多くの子が太い軸の方が力をこめやすいということに気づいてくれました。

三角コーンを使った実験

その後、この太さと強さの関係が、ドライバーや蛇口の取手にも使われていることを紹介しました。

続いて、工作を行いました。ストローの貼る位置に気をつける必要があったり、なるべく綺麗な四角形の枠を作る必要があったりと、難しい工作なのですが、皆さん丁寧に進めていて、上手に作ることができました。最後に、どちらの向きにクラゲが昇っていくかを考えながらクラゲを貼り、完成です!

はさみを使って工作をする様子
完成した「ちからクラゲ」で遊ぶ様子
完成した「ちからクラゲ」

残りの時間で、おまけの実験も行いました。おまけの実験では、「ちからクラゲーズ」という、「ちからクラゲ」とよく似た2つのクラゲの工作を使いました。これらは軸の向きが違っているため、1つは逆さまに、もう1つはそのまま上に昇っていきます。皆さんには、どのような違いがあるのかを確かめててもらいながら、太さと強さの関係の復習も兼ねて、その2つの違いを確認しました。

講師の質問に手を挙げて答える子ども
ちからクラゲーズを使った実験

イベントに参加していただいた皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoは、今後も多くのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしています。