2023/8/21 ちからクラゲ@清水窪小学校

講師の説明を聞く子どもたち

こんにちは!東工大ScienceTechno1年のりゅーです。

8月21日(月)に清水窪小学校にて「ちからクラゲ」の工作教室を開催しました。「ちからクラゲ」は上下に伸びるたこ糸を引っ張ることで、クラゲが上方向にすいすい動くという工作です。この工作は、太い軸の方が簡単に強い力を出せる、という性質を利用しています。

初めに、軸の太さと力の強さの関係を学ぶため、三角コーンを使った実験をしました。三角コーンの太い方と細い方を2人組で向かい合って握り、逆向きに回して力比べをしてもらいます。このとき、太い方がより回しやすいことを体験してもらいました。また、「ギアチェンボックス」にも触れてもらい、軸が太いほど簡単に強い力が加わりやすいことも試してもらいました。

三角コーンを使って力比べをする子どもたち
「ギアチェンボックス」を動かすスタッフと子どもたち

次に「ちからクラゲーズ」の2匹の力を借り、太い軸に付く糸が垂れている向きによって、クラゲの上がる向きが異なることを確認してもらいました。下に引く糸が太い軸に付いていると、上向きに強い力が加わるという仕組みです。

「ちからクラゲーズ」で遊ぶ子どもたち

さて、いよいよ工作です!ストローを貼り付ける位置が細かく決められていたり、軸に糸を巻きつけることが手順の1つだったりと、かなり複雑で難しい工作ですが、皆さん本当に上手にできていました。最後はクラゲの型紙を貼る向きを自分で考え、「ちからクラゲ」を完成させることができました。

型紙を切る子ども
軸に糸を巻き付ける子ども
完成した「ちからクラゲ」

イベントに参加していただいた皆様、ありがとうございました!

東工大ScienceTechnoは、今後もさまざまなイベントを実施する予定です。

皆様のご参加をお待ちしております!