こんにちは!東工大ScienceTechno1年のはっしーです。
8月17日(木)に梅田地域学習センターにて、「エコーフォン」と「立体万華鏡」の工作教室を午前と午後に分けて開催しました。
午前の部では、「エコーフォン」を作りました。「エコーフォン」は、糸電話の糸をバネにすることで、糸よりも音が響いて聞こえるようにした工作です。工作の前にはいくつかの実験も行いました。
まず、黒いシートの上に塩を振りかけて、シートに向かって声を出してみました。すると、シートの上で塩がはねることがわかりました。
この実験から、音は「もののふるえ」であることを学びました。
次に、糸電話とバネ電話を使った実験をしました。
糸電話では、小さい声が大きい声になって聞こえました。バネ電話では、糸電話と違って、声がふるえて聞こえました。
この実験から、声のふるえが糸やバネを伝わることと、バネ電話ではそのふるえが行ったり来たりすることを学びました。
実験の後はお待ちかねの工作です。
まず、針金をまいてバネをつくります。バネの両端をコップに固定して、紙を巻いたら「エコーフォン」の完成です!
皆さん、完成した「エコーフォン」で楽しそうに遊んでくれました。
午後の部では、「立体万華鏡」を作りました。「立体万華鏡」は、6枚の鏡を立方体に組み立てて、鏡の削った箇所に入る光を反射させることで、綺麗な模様を作り出す工作です。
工作の前に、2枚の鏡を使って、サイのイラストを映す実験を行いました。鏡の間の角度を変えたり、鏡を平行に置いたりすることによって、鏡に映るサイの数が変わることがわかりました。この実験から、鏡に映った鏡にも、ものがうつることと、それによって鏡を増やすとものがたくさん見えることを学びました。
鏡の性質がわかったところで、実際に工作を始めました。はじめに、鏡に好きな模様を描き、プラスチックカッターで削りました。最初はプラスチックカッターの扱いに苦戦していましたが、最終的には、皆さん上手に削れていました。削った部分に色セロハンを貼って、色鮮やかな「立体万華鏡」が完成しました!
完成した「立体万華鏡」は、覗くと美しいのはもちろん、外見も個性あふれる素晴らしいものばかりでした。
イベントに参加していただいた皆さん、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoは、今後も多くのイベントを予定しています。
皆さんの参加をお待ちしています!