こんにちは!東工大ScienceTechno 2年のかずきです。
7月16日(日)に目黒区立田道小学校にて、「ちからクラゲ」の工作教室を開催しました。
「ちからクラゲ」は、2本の紐を引っ張ることで、クラゲを上下させることが出来る工作です。太さが異なる軸にそれぞれ糸を巻きつけて、その太さによって生じる力が異なることを利用してクラゲを動かします。
今回の工作教室ではまず、三角コーンや大きさの異なるギアを使って、軸の大きさと力の関係を体験してもらいました。
三角コーンの実験では、子どもたちに上の細い方と下の太い方をそれぞれ持ってもらい、片方は時計回りに、もう片方は反時計回りに力を加えてもらいました。上と下を交代して行っても、毎回下の太い方を持っている人が力で勝つことを認識してもらいました。
大きさの異なるギアを用いた実験では、大きい方のギアに巻き付けられた紐の方が早く回転することを確かめました。視覚的な違いがあり、分かりやすかったからか、驚いたり興味を持ってくれたりする子が多かったように感じました。
次に、頭が上になる状態だと、クラゲが正常に動く青色の「ちからクラゲ」と、クラゲを逆さまにしないと正常に動かない緑色の「ちからクラゲ」を、それぞれ触って遊んでもらいました。
それぞれの「ちからクラゲ」の裏面を見比べて、紐が巻き付けられている軸の太さが違うことを自力で見つけてくれた子どもたちもいました。
そして後半は、「ちからクラゲ」の工作に取り組んでもらいました。動き方が異なる青色と緑色の「ちからクラゲ」で遊んだ後だったこともあり、正しい向きで動くように慎重に工作を行っていました。
紐をストローの小さな穴に通したり、紐を押さえながら軸にテープで固定したりと細かい作業もありましたが、みんな「ちからクラゲ」を作ることが出来ていました。
イベントに参加していただいた皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoは、今後も多くのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしています!