こんにちは!東工大ScienceTechno1年のゆりんです。
7月15日(土)に中目黒小学校にて、「ラチェットごま」の工作教室を開催しました。「ラチェットごま」は自転車などに使われているラチェット機構を利用した工作であり、ラチェット機構とは、片方の向きの回転だけを伝えて、反対向きの回転は伝えない機構のことです。今回はラチェット機構が使われた道具を使ったり、工作をしたりすることでラチェット機構について学びました!
最初に、自転車のペダルを前にこぐ時と、後ろにこぐ時の映像を見て、タイヤの回り方の違いを確認しました。
次に、自転車のペダル、チェーン、タイヤの関係を表した模型を使って、ラチェット機構の仕組みを体験しました。
ラチェット機構の仕組みを確認した後、ラチェット機構を用いた“ラチェットレンチ”を子どもたちに実際に使ってもらうことで、ラチェット機構の便利さを実感してもらいました。子どもたちには、普通のレンチとラチェットレンチの両方を使ってもらい、使いやすさを比べてもらいました。普通のレンチだと、ネジをしめるためには、レンチを時計回りに回し続ける必要があります。しかし、ラチェットレンチだと、レンチを反時計回りに回してもネジが緩まないので、簡単にネジをしめることができます。
ラチェット機構の仕組みや便利さがわかったところで、「ラチェットごま」の工作を行いました。この工作には、はさみで切るのが少し難しい箇所があったり、歯車の向きに注意する必要があったりと、難しい工作ではありましたが、皆さん丁寧に作ってくれました!
工作が完成したら、完成した「ラチェットごま」で皆さん楽しそうに遊んでくれました。この工作では、竹串を両方向に回転させて、サイが一方向だけに回る様子を見て楽しむことができます。
イベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲でのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしております!