ScienceTechno 
こんにちは！東工大ScienceTechno 3年の内山です。
6月24日に東芝未来科学館にて、「偏光万華鏡」の工作教室を開催しました。
午前は高学年向け、午後は低学年向けで行いました。「偏光万華鏡」は、偏光板とOPPテープを使って光の色を変化させたり、鏡を使って光を反射させたりすることで、きれいな模様を作る工作です。
教室では始めに、光の性質と偏光板について学びました。
赤、青、緑の光を組み合わせる実験などを通して、光には三原色と向きが存在することを学び、身の回りの白い光は、いろいろな色と向きの光が合わさってできているということを学びました。
また、偏光板が決まった向きの光しか通さないことを確認し、OPPテープを偏光板で挟むと光に色が付き、さらに間のOPPテープの枚数によって色が変わることを、実験によって確かめました。
高学年向けの教室では、光には、縦、横、斜めの向きのほかに、らせんを描いて進む円、楕円といった向きが存在することなどの、より詳しい原理も学びました。少し難しいかなと思いましたが、意欲的な子どもたちが多く、理解している姿に感心させられました。
教室の後半は、工作を行いました。
みんな丁寧に工作を進めていて、特に偏光板にOPPテープを貼る作業では、きれいな模様を作るために、様々な場所や向きに、たくさんテープを貼ってくれていました。
完成した偏光万華鏡を、子どもたちは嬉しそうにのぞいていました。
イベントに参加していただいた皆様、ありがとうございました！
東工大ScienceTechnoは、今後も多くのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしています！
