こんにちは!東工大ScienceTechno3年のえのもんです。
6月17日(土)に中目黒小学校にて、「サイテク式知恵の輪」と「メビウスの輪」の工作教室を開催しました。
「サイテク式知恵の輪」はワッシャーと銅線で作られた知恵の輪で、絡まったゴムひもの輪っかを外したり戻したりして遊ぶ工作です。
今回の工作教室では、まず「知恵の輪1号」と呼ばれる最もシンプルなサイテク式知恵の輪を解くことにチャレンジしました。多くの子どもたちが1号を解くことができていました。
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次に、1号よりも少し複雑な「知恵の輪2号」に挑戦しました。
最初は解くことに苦戦している子どもも多く見受けられましたが、知恵の輪2号の構造の中に先ほど解いた1号の構造が隠れていることに気が付いて、ゴムひもの輪っかを外すことができている人もいました。いくつかのヒントをもらいながら、最終的にすべての子どもたちが2号を解くことができました。
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そして工作教室の後半では、2号よりもさらに複雑な「知恵の輪3号」を実際に作りました。
3号には2号の構造が、2号には1号の構造が含まれていることを意識して、時間をかけながらも解くことができていました。このサイテク式知恵の輪の工作教室を通して、難しい問題の解き方を簡単な問題から見つける「再帰」という考え方を学ぶことができました。
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最後に、「メビウスの輪」について学びました。
メビウスの輪とは、長方形の紙を180度ひねって端と端をくっつけたものです。この輪の中央をハサミで切ると、2つに分かれることなく大きな輪っかとなります。その仕組みや、さらにハサミで切るとどのようになるかについて、実際に試して確認しました。
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参加してくださった皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲内でのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしております!