2023/6/14 ラチェットごま・ぐるぐる暗号機@ブライトチャイルド

全体の様子

こんにちは!東工大ScienceTechnoのしゅんです。

6月14日(水)にブライトチャイルドにて、「ラチェットごま」と「ぐるぐる暗号機」の工作教室を開催しました。
前半に小学1・2年生を対象に「ラチェットごま」を作り、後半に小学3・4年生を対象に「ぐるぐる暗号機」を作りました。

「ラチェットごま」は、自転車などに使われているラチェット機構を使った工作です。最初に自転車の模型を使って、ラチェット機構の仕組みを体験してもらいました。

自転車の模型で遊ぶ子ども

その後、「ラチェットごま」の工作に移りました。切る工程が多かったり貼る向きに注意が必要だったりと、少し大変な工作なのですが、皆さん上手に作れていました。

「ラチェットごま」を作る子ども

工作が完成した後は、実際に「ラチェットごま」を使って遊んでもらいました。ラチェット機構を使うと、回転の向きによって回ったり回らなかったりする、ということを学べました!

「ラチェットごま」で遊ぶ様子

「ぐるぐる暗号機」は自分だけの暗号を作ることができる工作です。最初に、シーザー暗号という昔の暗号の解読に挑戦しました。苦戦するかと思っていたのですが、皆さんスムーズに解読していて驚きました。

次に工作なのですが、ぐるぐる暗号機は工作自体は簡単です。実は、難しいのはこれを使って遊ぶことなんです。

「ぐるぐる暗号機」を作る子ども

まず、自分で文章を考えてもらいます。文章ができたら、「ぐるぐる暗号機」を使って、文章を暗号化します。1番小さい板をずらして、暗号化したい文字を探し、それに対応する文字を見つけるという作業を繰り返します。1文字暗号化するだけでも大変ですが、これがこの暗号文の解読の難しさに繋がっています!

ぐるぐる暗号機で暗号化

最後に暗号化された文章をもとに戻す復号化もしてもらいました。復号化は暗号化と同じ手順ですることができます。自分だけの暗号文を作ることができました!

参加していただいた皆様、ありがとうございました!

東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲でのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしております!