こんにちは!東工大ScienceTechno2年のじげんです。
3月18日(土)に緑が丘文化会館にて、「偏光万華鏡」と「立体万華鏡」の工作教室を開催しました。
午前の部では、「偏光万華鏡」を作りました。
「偏光万華鏡」は、OPPテープと偏光シートを使って、カラフルな模様を生み出す工作です。
イベントでは、工作をする前に、光と偏光シートの性質についていくつかの実験を通して学びました。
その実験の中で、2枚の偏光シートを重ねると、重なった部分が真っ暗になったり、透明になったりすることを学びました。これは偏光シートが「決まった向きの光しか通さない」という性質をもつからです。
また、別の実験では、異なった枚数のOPPテープを偏光シートで挟んでみると、テープの枚数によって見える色が異なることがわかりました。
今回は、この「OPPテープを偏光シートで挟んだとき、テープの枚数によって色が変わる」性質を利用して、「偏光万華鏡」を作ります。皆さん、偏光シートにOPPテープをたくさん貼ることで、色鮮やかな万華鏡を作ることができました。完成した「偏光万華鏡」で楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿が印象的でした。
午後の部では 、「立体万華鏡」を作りました。
「立体万華鏡」は、6枚の鏡を立方体に組み立て、鏡の削った箇所に入る光を反射させることで、綺麗な模様を作り出します。
まず、2枚の鏡を直角や平行に置いて、サイのイラストが鏡に映る様子を観察しました。鏡の置き方によって、鏡に映るサイの数が変わることがわかりました。
鏡の性質がわかったところで、実際に工作を始めました。はじめに、鏡に好きな模様を描き、プラスチックカッターで削ります。プラスチックカッターの扱いは難しいのですが、皆さん上手に削れていました。
削った箇所にカッティングシートを貼って、色鮮やかな万華鏡が完成しました。完成した「立体万華鏡」を覗くと、とても綺麗な景色が広がっていました。
参加していただいた皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲でのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしております!