こんにちは!東工大ScienceTechno2年のゆきです。
11月11日(土)に玉川小学校にて、「はたおり機」の工作教室を開催しました。
「はたおり機」は実際に布を作ることができる工作です。この工作教室では、糸や布の性質を学びながら、自分で作った「はたおり機」で布を織りました。
初めに、布の性質を知るために布切れを観察しました。布は糸が縦と横に交互に織り重なって集まっていることが確認できました。
続いてタコ糸6本を使って、自分たちの手で布のように糸を縦向きと横向き交互に組み合わせてみました。
手作業なのでこれは面倒で大変です。細かい作業に子どもたちも苦戦していました。
実際の布は糸が何千本もあり、その糸はタコ糸よりも細いです。そのため、人力で糸から布を作るのはとても大変だということが実感できました。
そこで、「はたおり機」という機械を作って、布を簡単に早く織ることを目指します。
まずは型紙を切って、それを組み立てて「はたおり機」を作ります。
次に、「はたおり機」の溝に縦糸の毛糸を通します。その糸をヘルドにくくりつけます。ヘルドは、布を織るときに糸を上下させるために使う道具です。
そして、シャトルに横糸となる糸を通して、ヘルドを上下に動かし、シャトルを上下にわかれた糸の間に通します。
すると、簡単に縦糸と横糸を交互にすることができました!
子どもたちもはじめは苦戦していましたが、だんだんとコツを掴んだようで、早く上手に布を織ることができていました。
時間いっぱいまで、布を織ることに夢中になっている子どももいました。
機織りを楽しんでくれたようでとても嬉しかったです。
イベントに参加してくださった皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoは今後も様々なイベントを実施する予定です。
皆様のご参加をお待ちしております!