こんにちは!東工大ScienceTechno4年のうたです。
10月14日(土)に洗足区民センターにて、「くるくるイカ」の工作教室を開催しました。
「くるくるイカ」は、回転に関係する「ジャイロ効果」と「角運動量保存則」を体感できる工作です。
工作教室はジャイロ効果の説明から始まりました。
ジャイロ効果とは、ものが回転していると姿勢を保ちやすくなる効果のことです。ジャイロ効果の例として、自転車が走っていると倒れないけれど、止まると倒れてしまうという現象を紹介しました。子どもたちも、ほかの身近な例として、一輪車やコマがあることを発見し、積極的に発言してくれていました!

次に角運動量保存則の説明です。
まずは、飴の形をしたビーズを糸で木の棒につなげた道具を使って実験しました。
回すことで木の棒に糸が巻き付いていき、糸が短くなると回る速さが自然に速くなることを体感できました!

この実験をもとに、角運動量保存則が中心から遠いと遅くなり、中心から近いと速くなることを説明しました。こどもたちも、スケートの例を使って、回る速さが速いのは足をどこにしているときか必死に考えていました。

そして、説明パートが終わると、お待ちかねの工作です。
くるくるイカはぴったり合わせて、丁寧に折ったり貼ったりする必要のある作業が多い工作です。

1年生もがんばって丁寧に工作してくれたので、無事全員がイカをくるくるさせることができました!
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イベントに参加してくださった皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoは、今後もさまざまなイベントを実施する予定です。
皆様のご参加をお待ちしております!