2022/05/07 虹色スコープ@草加市立新栄児童センター

赤い光と青い光を重ね合わせた光

こんにちは!東工大ScienceTechno 2年の江嶋です。

5月7日に草加市立新栄児童センターにて、「虹色スコープ」の工作教室を開催しました。「虹色スコープ」は、光を様々な色に分ける分光シートを利用した工作です。

今回の教室では、まず、「光の三原色」について学びました。光には、基本となる赤・青・緑の3色があり、これらをすべて混ぜ合わせると白色になります。子どもたちには、異なる色の光を混ぜ合わせると何色になるかを予想してもらいました。

赤い光と青い光を重ね合わせた光

次に「光の分光」について勉強しました。一つ前では、赤・青・緑の光を組み合わせると白色になる話をしていました。それとは逆に、プリズムや回折格子などの特殊な道具を使うと、白色の光が虹色に分かれる「分光」という現象もあります。今回は分光シートを使って、白い光が七色に分かれる現象を体験してもらいました。

続いて、「虹色スコープ」の工作に取りかかりました。「虹色スコープ」は、明るい場所でのぞいてみると、丸や星などの模様が、分光シートの効果で虹色に見える工作です。先端の円形のフィルムを回転させることで、見える模様を変えることができます。

虹色スコープを作る子ども

一生懸命に工作をして、きれいな「虹色スコープ」を完成させることができました。

完成した虹色スコープ

最後に、完成した「虹色スコープ」で遊びながら、冒頭で学んだ光の性質について確認しました。

参加してくださった皆様、ありがとうございました!東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲内でのイベントの実施を予定しています。

皆様のご参加をお待ちしています!