こんにちは!東工大ScienceTechno2年のゆうたです。
10月1日(土)に東芝未来科学館にて、「ウインドカー」の工作教室を開催しました。
「ウインドカー」は向かい風の中を進む、車の工作です。風車や輪ゴムを使って、風の力を進む力に変えます。実験や工作を通して、力の伝達について学ぶことができます。
はじめに、板をつけた台車をうちわで扇いで、どのように動くか実験しました。後ろから風を送ると前進します。しかし、向かい風に逆らって進むことはありません。そこで、向かい風に逆らって進むには、風の力を一工夫しつつ伝えることが必要だと分かりました。
次に、力の伝え方を学びました。「風車」は風の力を回る力にして伝えます。さらに、発電機を使うと回る力から電気をつくる風力発電ができます。風力発電機をうちわで扇ぐと、電気が生まれてLEDが光りました。「風車」はとても便利だと分かりました。
回る力の伝え方はいろいろあります。「歯車」を使うと、回る向きや速さ、力の強さを変えながら伝えることができます。実際に「歯車」を回して、回る力が伝わる様子を観察しました。
「ベルトとプーリー」は2つの輪にベルトをかけたものです。片輪を回すと、離れているもう片輪も回すことができます。こちらも実際に触って、回る力が伝わるか確かめました。
ここまで学んだことをおさらいして、「ウインドカー」の工作に取りかかりました。子どもたちは台車と風車をつくり、それら2つを組み合わせて「ウインドカー」を完成させました。難しい作業も多かったですが、上手に工作できていました!
完成した「ウインドカー」を前からうちわで扇ぐと、ぐんぐん前に進みました。向かい風の力をうまく車輪に伝えて、進む力にすることができました!
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲でのイベントの実施を予定しています。
10月29日、30日には東工大大岡山キャンパスにてサイエンスラボを開催予定です。
ぜひお気軽にご参加ください。詳しくは下のリンクからご覧ください!