こんにちは!東工大ScienceTechno1年の竹内です。
8月23日(火)に洗足区民センターにて「ホバークラフト」の工作教室を開催しました。
「ホバークラフト」はおわんにかかる摩擦を小さくすることで、おわんをすいすい滑らせる工作です。モーターでプロペラを回し、下向きに風を送ることでおわんを地面から少しだけ浮かせ、摩擦を小さくすることができます。
初めに、触れ合っているもの同士には摩擦が働いて、動きを妨げることを説明しました。そして摩擦の性質を調べるために、2冊の雑誌を1ページずつ交互にかみ合わせたものを両側から引っ張る実験をしました。交互にかみ合わせただけでも、簡単には外れないことを確認できました。
次に、異なる数のおもりを入れた紙コップを引っ張って、摩擦力の大きさを比べる実験を行ってもらいました。入っているおもりの数が多いと、強い力で引っ張る必要があると気がつけました。
2つの実験結果から、ものを押し付ける力が大きいと摩擦が大きくなることがわかりました。その後に、おわんを浮かせることで、押し付ける力がなくなることで、 摩擦を小さくできることを説明しました。この原理によって、「ホバークラフト」がすいすい滑るのです。
実験の後は、「ホバークラフト」の工作をしました。部品の取り付け方に注意して工作し、皆さん上手に完成させることができました。
完成した後は「ホバークラフト」を飾りつけしたり、机で滑らせて遊んでいました。楽しんでいる姿が見られてよかったです。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
東工大ScienceTechnoでは今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲でのイベントの実施を予定しています。
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また、ITSCOMで取り上げられました。
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