こんにちは! 東工大ScienceTechno 3年のかわしまです。
7月17日(日)に東山住区会議室にて、「望遠鏡」の工作教室を開催しました。
「望遠鏡」は凸レンズと凹レンズの性質を利用して、遠くにあるものをはっきりと見ることができる工作です。今回は最初に、光の屈折とものの見え方について学びました。その後に、実際に「望遠鏡」の工作を行いました。
まず、水が光を屈折させることを学びました。光は水によって屈折するため、水の中のものは、空の時と比べると見え方が変わります。実際に、水を入れたコップを斜めからのぞいて見ると、底に書かれた絵が浮かび上がって見えました。
次に、凸レンズと凹レンズを使って実験を行いました。レンズも水と同じように光を屈折させる性質をもっています。ライトをあてて実験し、凸レンズは光を集め、凹レンズは光を広げることを確かめました。そのあと、レンズを通してものを見ると見え方が変わることも確かめました。
凸レンズだとぼやけて大きく見え、凹レンズだと小さく見えますが、凹レンズと凸レンズを重ねると大きくハッキリ見えます。
レンズの性質について学んだあと、「望遠鏡」の工作に取り組みました。子どもたちは、実験の間にレンズを使うとどのように見え方が変わるかをいろいろ試してくれていたこともあり、積極的に望遠鏡の仕組みを考えながら工作してくれました。
工作を通して、レンズの性質と望遠鏡の仕組みについて学ぶことができました。子どもたちには完成した「望遠鏡」で遠くのものを見て遊んでもらいました。レンズによってものの見え方が変わる様子を体験できていてよかったです。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限などを鑑みつつ、可能な範囲でのイベントの実施を予定しています。皆さまのご参加をお待ちしています!