こんにちは!東工大ScienceTechno1年の渡邉です。
12月11日(土)に中目黒小学校にて開催した「ホバークラフト」の工作教室についてご報告します。
「ホバークラフト」はおわんにかかる摩擦を小さくすることで、おわんをすいすい滑らせるという工作です。モーターでプロペラを回し、下向きに風を送ることでおわんを地面から少しだけ浮かせ、摩擦を小さくすることができます。
教室では初めに、触れ合っているもの同士には摩擦がかかり、動きを妨げることを説明しました。そして摩擦の性質を調べるために、紙コップに入れるおもりの数を変えながら引っ張る実験、そして、材質の異なる坂で紙コップを滑らせる実験を行ってもらいました。実験結果から、ものを押し付ける力が大きいと摩擦が大きくなり、接している物同士の組み合わせにより摩擦が変化することがわかりました。その後に摩擦を小さくする方法として、おわんを浮かせることを提示しました。
後半は「ホバークラフト」の工作をしました。部品の取り付け方に注意して工作し、皆さん完成させることができました。完成した後は「ホバークラフト」を広い床の上で滑らせて遊んでいました。楽しんでいる姿が見られてよかったです。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
東工大ScienceTechnoでは今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲でのイベントの実施を予定しています。
皆様ぜひご参加ください。