こんにちは。
東工大ScienceTechno3年の山中です。
本日は、2月8日に目黒区総合庁舎で行われた「カメラオブスキュラ」の工作教室についてお伝えします。
この工作教室ではサイテクの活動としては珍しく、保護者様にも参加いただき、工作を作っていただきました。
『カメラオブスキュラ』はレンズとスクリーンを通してものを見ると、さかさまに映るといった工作です。
今回は「カメラのピント」をテーマに教室を行いました。
まず初めに、大小異なるサイズの穴が開いたピンポールカメラをそれぞれ用いて、光がどのようにスクリーンに映し出されているか、どのようにすればピントの合ったくっきりとした像が映るか、などの仕組みを学びました。
その後、実際に色のついた光線を凸レンズに通すことで「光が凸レンズを通ると焦点で集まる」という凸レンズの特性を確認しました。
レンズについて理解した後、実際にレンズを用いて工作を行いました。
低学年の生徒が難しそうにしている場面もありましたが、みなさん上手にできていたと思います。
保護者様が参加していたこともあり、最後にはレンズと穴を両方用いることで、一眼レフカメラなどでよく使われるボケや被写界深度についての仕組みにも軽く触れ、大人の方々も楽しめる内容となっておりました。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoでは、このほかにも公民館や科学館で様々なイベントをおこなっています。
皆様是非ご参加ください。