こんにちは!東工大ScienceTechno 2年の北野です。
今日は9/8(日)に東芝未来科学館でおこなった「基数ソート」の工作教室についてお伝えします。
基数ソートは「ソートアルゴリズム」という計算の方法を利用した工作です。
1~15の数字のカードを、わずか4回の操作で数字の大きさ順に並び替えることができます。
教室ではまず、計算機について紹介しました。
計算機は、携帯ゲームやコンピュータに内蔵されていて、身近に沢山あります。
そして、それらの計算機は並行して、いくつもの計算をしているのです。
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次に「計算ってなんだろう」ということを体感しました。
トランプのカードを用いて数字を実際に並び替えてみます。
つづいて、その並び替えの操作を、2つ同時に挑戦してもらいました。
同時の並び替えにはとても苦戦している様子で、並行して計算することの難しさを体験してもらえたのではないかと思います。
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途中で研究論文の紹介をするなど非常に難しい内容になりましたが、子どもたちは「機械の計算」に興味関心を持って、実験に取り組んでくれました。
計算機について一通り学んだあとに基数ソートを作りました。
じつは、基数ソートは同時に15個もの計算を行っているのです!
また、今回のイベントでは特別に、表面がラメ加工された数字カードを使いました。
完成品はキラキラしていてとても綺麗でした。
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参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoではこのほかにも小学校や科学館などで工作教室やサイエンスショーを行っています。
皆様是非ご参加下さい。