※現工作名は「エコーフォン」です。
みなさんこんにちは。東工大ScienceTechno1年の佐々木です。
今回は、東工大蔵前会館で行われた工作教室『音のひみつを知ろう~エコーマイクを作ろう~』について報告します。
今回のテーマはタイトルにもあるように“音”です。まずは工作の前に音の秘密を学びました。
最初は張ったビニールの上に塩をまいてそこに「あ”~」と言う実験をしました。するとなんと声にあわせてビニールの上の塩も動き始めました。どうやら声にはビニールを振るわせる性質があるようです。
また糸電話を使った実験もしました。糸電話って誰しも一度は使ったことがありますよね?紙コップに向かって話すと相手の声がよく聞こえます。しかし、話している途中で糸をつまむと声が聞こえにくくなりました。
この2つの実験はどちらも音が振動であるという性質を利用しています。これらの実験を通して音はものや空気を振動させることで伝わっていくということを学びました。
そしてついにエコーマイクの工作の時間です。エコーマイクというのは糸電話の糸がバネになったものです。バネでは糸と違って音が何度も往復するので自分の声が響いて聞こえるようになるのです。まさにエコー(反響)ですね。
さて工作はというとなかなかうまくいかなかった段階はあったけどスタッフさんと協力して上手に作り上げることができました。また側面には絵を描いて、オリジナルのエコーマイクができあがりました。