こんにちは!東工大ScienceTechno 2年の笹原です!
9月14日(日)に東芝未来科学館で行われた偏光板の工作教室の活動報告をさせていただきます!
今回のイベントは午前に1年生から3年生を、午後に4年生から6年生を対象として1時間半ずつ行われました。3連休の中日にもかかわらずたくさんの子供たちがいらしてくれて一緒に工作を行いました!
今回は偏光板の性質を基にした「ブラックウォール」と「ストラップ作り」の2つの工作を行いました!
ブラックウォールとは偏光板の向きを変えると光を通さなくなる性質を利用し、偏光板を特定の向きで合わせることにより本来ありえないところに真っ黒な壁を作る工作です。作り方は、まず正方形の同じ向きの偏光板4枚をセロハンテープでつなぎ合わせ筒を作り、次にさっきとは違う向きで同じ向きの偏光板4枚をセロハンテープでつなぎ合わせ筒を作ります。最後にその2つを繋いで完成です。
ストラップはOPPテープが複屈折を起こすという性質を利用し、ステンドガラスのようなきれいなストラップを作る工作です。まず2枚の偏光板の片面にOPPテープを乱雑に貼ります。次に、それらの偏光板の端に穴を開け、テープを貼った面を内側に挟み込むようにストラップを取り付けたら完成です。
イベントは最初に2枚の偏光板を使って偏光板の性質を探るところから始まり、ブラックウォールの工作を経て、偏光板の実生活や研究分野についての勉強をしました。その都度実際に演じたり、子どもたちに手を動かしてもらったりしながら目で見て実感してもらいました。そして、最後にストラップを作りました。
特にストラップ作りでは子どもたちの個性が強く出ていて、自分だけのきれいなストラップを作り、みんな満足そうでした! 子供たちの楽しそうな姿を見られて僕もうれしかったです!
最後になりましたが、今回のイベントに参加してくださった皆様、協力してくださった東芝未来科学館の関係者の皆様、本当にありがとうございました!
今後の東工大ScienceTechnoのイベントや、10月に行われる東工大の学園祭「工大祭」にも是非是非いらしてください!