はじめましての方ははじめまして。いつも見ていただいている方はいつもブログを見ていただきありがとうございます。東工大ScienceTechno新三年(二年)の宮下です。
3月12日(日)に東芝未来科学館さんで工作教室を開かせていただきました。
工作教室といっても今回つくったのは入浴剤なので、はさみやのりを使うというより薬品を混ぜていく不思議な工作体験になったと思います。
入浴剤の作り方を考えるために、ムラサキイモの色素で材料であるクエン酸や重曹のほか、身近ないくつかの物質の呈色を調べました。ムラサキイモの色素の色が鮮やかに変わることを面白がってくれる子供がいたり、アジサイの花の色と同じようなことだと理解してくれる子供がいたことがとてもうれしかったです。
実は、準備の段階では使えると思っていた薬品がムラサキイモの色素とは相性が悪かったり、説明との対応が不十分だったりしました。その辺りを指摘してくれて、省みる機会をくれた同期や後輩がいてとても助かりました。
子供たちに対しても、酸とアルカリが中和するという現象を実験を通じて見せることができ、それを利用して入浴剤ができたということで有意義な教室になったと思います。
お手伝いいただいた皆さん、参加してくれた子供たちに、この場を通じて感謝を申し上げます。