活動報告2016/11/12 クロマトマーカー@洗足区民センター

こんにちは!東工大ScienceTechno 1年の飯野です。

今回は11月11日に洗足区民センターで行われたイベントの報告をさせて頂きます。

このイベントでは、「クロマトマーカー」と呼ばれる工作を約30人の子供たちに作ってもらいました。

クロマトマーカーとは、クロマトグラフィーの原理を利用して作るしおりのことです。
ろ紙にペンで点を書き、ろ紙の端に水を浸けると、水が染みていくと同時にインクが広がっていきます。
これを使うと黒いインクが青や緑というように、色素を分離して観察することができます。

まずは、講師の説明を聞きつつ、水性ペンと油性ペン、水とアルコールを使ってクロマトグラフィーを体験してもらい、どんな違いがあるか観察しました。
点をたくさん書いたろ紙を水につけると、インクがひろがっていく様子に驚いて、「オーロラみたい!」と嬉しそうでした。染みないインクは油性だということもすぐに当ててくれました!


実験の次に、長方形のろ紙でクロマトグラフィーをしてしおりを作ってもらいました。子供たちは、カラフルな点の配置や色づかいにこだわって、たくさん作ってくれました!家に帰ってからまた試したいと言ってくれた子もいて、嬉しかったです!
色素についてもよく理解してくれました。クロマトグラフィーという単語は少し難しかったかな?(笑)
同じものは1つとないクロマトマーカー、気に入ってもらえたら嬉しいです。

最後に、参加してくれた皆さん、ご協力頂いたセンターの方々、ありがとうございました。
東工大ScienceTechnoはこの他にもいろいろなイベントを開催しています。興味を持った方はぜひご参加下さい!