みなさん、こんにちは。
東工大ScienceTechnoの葛上です。
東工大ScienceTechnoの葛上です。
今回私は、7月9日に東芝未来科学館で行われたラチェットごまの工作教室について活動報告をします。
ラチェットごまは自転車の中にある機構”ラチェット機構”を利用した工作です。
ラチェット機構とは、特別な歯車と歯止めと呼ばれる部品を持つ機構で、この物理的な形状から、歯車がどちら向きに回転しても、歯止めの付いた回したい部分は一方向にしか回らなくなっています。
自転車はこの機構を持つおかげで、ペダルを後ろ向きにこいでも後ろ向きに進みません。
教室ではまず、自転車に乗ったことのある人を尋ねたのち、自転車を後ろ向きにこいだとき、どうなるかを考えることから始めました。
その後、自転車の模型を触ってみて、自転車が後ろ向きに進まないのは特別な構造によるものだということ、そしてそれが「ラチェット機構」と呼ばれることを学びました。
そして、ラチェット機構について学んだ後、ラチェットゴマの工作を作り始めました。
この工作ではまず初めにたくさんの部品を厚紙からハサミで切り取りますが、その時、低学年の子供たちを中心に苦戦する子たちがちらほら。とても大変そうでしたが、スタッフたちがやってしまっては元も子もないので、はらはらしながら見守っていました。
次に、部品に両面テープをつけました。両面テープをつける時、部品からはみ出てしまうと、完成品がうまく回りません。それに気をつけて頑張りました。
その後部品を組み立てました。部品はいくつもの種類があり、大変苦戦しましたが、何とか完成しました。その後うまく回らない子供たちにはスタッフが一人一人丁寧に対処し、最後にはみなさん無事に回りました。
その後部品を組み立てました。部品はいくつもの種類があり、大変苦戦しましたが、何とか完成しました。その後うまく回らない子供たちにはスタッフが一人一人丁寧に対処し、最後にはみなさん無事に回りました。
このラチェットゴマに使われるラチェット機構など、様々な構造は科学者の研究の結果作られたものであり、それを工作で再現することを通して子供たちの理科への興味をはぐくめたら幸いです
東工大ScienceTechnoでは、今後も様々なイベントを開催します。少しでも興味があれば、ぜひ、参加してください。
東工大ScienceTechnoでは、今後も様々なイベントを開催します。少しでも興味があれば、ぜひ、参加してください。